😻にゃんこスターの身軽さ

にゃんこスター

にゃんこスターアンゴラ村長は、「(ワタナベエンターテインメントに所属したが)これからもOLを続けてゆく」「別れたら解散」という発言をしているが、これはすごいことだと思う。ちょっとできないことだ。いや、正確には、だれもがやりたいと思っているが、できないことだ。

 

人間、好きなことだけやって生きていくのが本当に決まっている。お笑いが好きでやっていると楽しいから、芸人になる。でもお金も欲しい。安定(だと思われているもの)も欲しい。でも自分のやりたいことはつらぬきたい。アンゴラは全部やっちゃったのだ。

 

芸人とサラリーマンの変わらなさ

テレビで若手芸人を見たり、若手芸人のライブの中MCを聞いたり、トークライブを見たり、ツイッターを見たりしてると、苦しい。ぜんぜん、自由さがない。賞レースの煽りVTRでさえ、いつからあんなに苦しくなっちゃったの?って感じ。みんな、売れることに必死だ。いつのまにかできあがった「芸人像」に向かって、それ用に自分をつくりかえることに躍起になったり、もしくは自分はテレビに向かないと言ってどんどん殻にこもったりする。要するに、だれかの顔色ばかりうかがっている。そういう競争社会って、ふだんサラリーマンが会社の中でやっているやつと、まったくおんなじなのだ。電車の中で聞く愚痴と、さほど変わりがないのである。視聴者が、若手芸人に期待しないのは、そのためだ。「面白い」ということをさっぴくと、じぶんとそんなに変わらない性質の人が出ているのだから。

(そんな中、「早めにセミリタイアしたい」「テレビも面倒」と言ってるヤーレンズに、ほっとしたりする。もちろん、ほかにも縛られてない芸人さんとかは、いっぱいいらっしゃいます)

 

競争しない

にゃんこスターは、競争していなかった。本人たちに自覚のあるなしにかかわらず。キングオブコントの予選の中でも、決勝の中でも、競争していなかったのは一組だけだった。そして、たぶん、執着もしていない。

 

ぼくは、競争しない人たちが好きだ。タモリ爆笑問題おぎやはぎ野性爆弾川谷絵音とかもそうだし、みうらじゅん向井秀徳、他にもたくさん。

執着がなく、簡単に越境できる人も好きだし、

要するに、競争したら負けだって、言いたかったんです。

 

 

じゃあお前はいったい何者なんだって言われると、毎日適当にたのしく暮らしてます。

 

 

 

おしまい

 

おしまいです!!!!!!!!!